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サボテン・ブラザースのmitakosamaのレビュー・感想・評価

サボテン・ブラザース(1986年製作の映画)
3.5
20年くらい前に「何か面白いコメディ映画無いかな?」とリサーチして勧められたのが今作。その時も楽しんで見たのだが、今回再見して思いのほか楽しめた。こんなに面白かったっけ?

20世紀初頭、メキシコの片田舎で野盗の襲撃に怯える村人が助けを求め街に出る。
街で助っ人は得られなかったが、サイレント映画のカウボーイ3人組を見て、彼らに手紙を出す。
カウボーイを演じた3人の役者は撮影所をクビになり、手紙を出演依頼と勘違いしてメキシコへ。
最初は撮影と間違えて盗賊と争うが、本物もわかりビックリ。たが囚われた娘を救うために3人は救出に向かう。

今回見て気がついたのだが…そうか、三谷幸喜のマジックアワーはコレのオマージュだったのか…。
勘違いはコメディの基礎中ね基礎だもんな。

初見時は「アミ〜〜〜〜〜ゴス」のギャグが特徴的にみ見たのだが、やはり勘違いから来るドタバタ劇は愉快だ。

人質を救出し村に戻るが、追ってくる盗賊の撃退方法はどうだったのか?
実は村は服飾が得意で、その場で村人全員がカウボーイに変身するという手段だった。
この辺はどうかなぁ。裁縫が得意な村って前フリがあったらもっと良かったのに。

しかさ邦題は酷い。スリーアミーゴスで良いじゃんね。踊る大捜査線てこのタイトルが起用されたのが救い。
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