上海十月

黄金の犬の上海十月のレビュー・感想・評価

黄金の犬(1979年製作の映画)
2.0
春日太一著「泥沼スクリーン」を読みながら公開当時、ハードボイルドでいやらしそうだと見に行きたかったが、観に行けなかった作品。オープニングのクマが怖くない。確かに地井武男が後に「ちい散歩」やるとは思えない悪逆非道な行為を連発。鶴田浩二主演らしいが本当の主役は、犬のゴロー。犬一匹に寄ってたかって殺し屋が襲いかかる。今からすると動物虐待映画にも見える。70年代の島田陽子の美しさは眼を見張る。その島田陽子が脱がされるのだから嬉しい人が多いでしょう。山根監督は、青春映画が得意だったからハードボイルドは、今ひとつ。大野雄二のフュージョンサントラが評判で当時NHK FMで関光夫のサントラ番組でよくかかっていた。西村寿行原作は、映像化すると面白いと思えるが実際は、映画向けの手直しがかなり必要なので成功したと思う作品がないですね。
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