Null

阪急電車 片道15分の奇跡のNullのネタバレレビュー・内容・結末

阪急電車 片道15分の奇跡(2011年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

阪急沿線のひと区間に暮らすも、交わることのない人波の中、それぞれの生き苦しさを抱える女性たちが、ひょんなことから遠からず近からず交わり、前を向いて強く歩き出すきっかけをお互いにもらうヒューマンドラマ。

一名、男性がいるけど、
基本的には
老若問わず
女性としての生の中で
強く生きる女性の物語。


学生時代に大阪の本屋で
平積みされてるのを
読もうか読むまいか悩んで読まなかった
一冊。


ガラケーが主流の当時としては
良いストーリーと思ったかもしれないけど
時代が変わったんだなー、
と思ってしまう。

現代に描くなら
もう少し
違う立場
つまり、主人公たちに
嫌な思いをさせてる人たちにも
フォーカスするだろうな、
と感じてしまう。
「生きづらさ」は誰しもが抱えている。

その意味では朝井リョウは
先駆的だったんだなー。


原作未読なのですが
原作はもう少し深みがあるんじゃないかなと
なんとなく感じた。
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