けんくり

48時間のけんくりのレビュー・感想・評価

48時間(1982年製作の映画)
4.0
凸凹バディムービー全盛期の初期作。

過去見ていたけど、『リーサル・ウェポン』とだいぶ記憶が混濁していた。それだけ当時のバディムービーが完成され、ある種フォーマット化されていたということ。

特にこの映画は警察のやりたい放題が凄いな。器物は損壊するし、平気で脅迫するし、書類は偽造するし…、破天荒過ぎ。

イケイケなエディ・マーフィーとは対照的に、ニック・ノルティが失敗ばかりで、嫁(彼女?)にもタジタジなのが面白い。

あと言葉遣いだったり、女性の扱いだったり、まあウォルター・ヒルなこともあって、だいぶ時代を感じるな。

安定に面白かった。