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夏の遊びのmarikabraunのレビュー・感想・評価

夏の遊び(1951年製作の映画)
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もう気分は夏なのでゴダールが「最も美しい映画」と絶賛したこの映画を。毎日が金の糸に連なる真珠のような輝きを放つひと夏、太陽や湖畔の水面など光の美しさが流石ベルイマンて感じで惚れ惚れする。ワンワンも可愛い。あんな時間はもう二度と来ないだろうと思うような恋もあれば、心を守る為に壁を作り、化粧を落とすのが怖い夜もあるけど、ラストのマリーの晴れた表情とキスする為のトゥシューズに、現在の幸せをつかむように努力することが最善なのだと思わせてくれる。
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