優しさと温かさを感じる真っ直ぐな映画。
1976年のサウスカロライナ州アンダーソンのハナ高校でアメフトのコーチを務めるハロルド・ジョーンズ(エド・ハリス)は、いつも練習場をうろつく知的障害者の黒人青年(キューバ・グッティング・Jr)に“ラジオ”というニックネームをつけ、チームの応援や世話をさせる。
やがてラジオは授業に参加するようにもなるが、彼に偏見を抱く者も多く…。
実話をもとに、知的障害者と町の人々との交流を描いたヒューマンドラマ。
あー、この映画好きだわー😄
めちゃくちやツボりました。
純粋で真っ直ぐな“ラジオ”
温かく“ラジオ”を支えるコーチ。
“ラジオ”の優しさが街の人を変え、みんなが“ラジオ”を変えていく。
“ラジオ”を演じたキューバ・グッディング・ジュニアが素晴らしい。
純粋で真っ直ぐな“ラジオ”を見事に演じている。
ネタバレになるので詳細は伏せておくが、ターニングポイントとなるお母さんのシーンでは、“ラジオ”の気持ちが痛いほど伝わり観ていて涙がとまらなかった。
コーチ役のエド・ハリスが、これまたイイんです。
正直言ってエド・ハリス目的で今作を観たのですが、大満足のエド・ハリスでした。
悪役が多いエド・ハリスですが、今作では凄く優しく温かい役を演じてます。
こんなに笑顔と温かさに溢れたエド・ハリスは初めて観たと思います。
ただ新入りの警官を睨むエド・ハリスの眼は、いつもの?迫力でガクブル😨でしたw
雨の中、チームを応援する“ラジオ”
警察署でハンバーガーを食べる“ラジオ”
チームメイトを庇う“ラジオ”。
“ラジオ”が初めて名前を書いた時の
コーチの表情。
コーチの決断を街の人へ伝えるシーン。
“ラジオ”へのジャケットのプレゼント。
などなど…
挙げたらきりがないほど、胸アツのシーンがたくさん有り過ぎてレビューに困る位です。
観ている人が少ないのが、本当に勿体ないと思う🙁
隠れた名作だと思うので、ぜひ多くの人に観ていただきたい。
ラストシーンからエンドロールまでの流れも素晴らしく、すごく温かく気持ちになれる素敵な作品ですよ。