あや

月曜日のユカのあやのレビュー・感想・評価

月曜日のユカ(1964年製作の映画)
4.3
ユカは外国人の客が多い横浜のクラブで働く人気ホステス。
パトロンの"パパ"と大学生の恋人もいるが、誰にもキスはさせない。


ずっと観たかったので観れてとても良かった。
まず加賀まりこ様の可愛さ大爆発…若い時はまりこ様を待つ外車がズラーーッと並んでいて、その中でもいい車を選んでアッシーとして乗っていたという伝説を持つ理由がわかります。
この映画の中のまりこ様はアンナ・カリーナみたいな魅力も持っていて、くるくる表情が変わって、男性が"守りたい"と思うような可愛さもありつつ猫みたいな気まぐれで振り回す小悪魔さもあってすごく良い。
あと、脱いだときの体が柔らかそうな上に腰のラインも美しくて見入ってしまいました。


"愛を与える行為は相手と寝ること"と思っていて、自分は対等な愛を返されていない相手を一途に追いかけるユカが健気で哀しくなってくる。ハッピーエンドではないけれど少し吹っ切ったようなユカの表情が印象深かった。
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