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籠の中の乙女のCのネタバレレビュー・内容・結末

籠の中の乙女(2009年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ギリシャ郊外。子供たちを広大な敷地から一歩も出さずに暮らしているオッサン一家(父、母、長男、長女、次女)の話。

外界から遮断している目的や理由は一切語られないため不明だし、子供らの年齢(多分20歳前後)も不明。何なら兄妹なのか、ひょっとしたら親子なのかさえ不明の5人。ちょう金持ちだから不自由はなさげ。

外界に普通にある言葉や文化、常識やモラルみたいなものすら知らない子供たちだけど、長男の性欲処理(だとは分かってない感じ)に雇っている父の勤務先の警備の女から、少しずつ外の世界に興味を持つ長女。

父の教えである「犬歯(原題:Dogtooth)が抜けたら敷地から巣立つ」日を待ち切れず自ら犬歯を破壊、父の車のトランクに潜り込む長女。ちなみに長女は長女、次女は次女、長男は長男が名前。

朝になり車で出勤する父。トランクから長女はまだ出て来ない。エンドロール。
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