majizi

女の勲章のmajiziのレビュー・感想・評価

女の勲章(1961年製作の映画)
3.5
銀四郎という野心家によって崩されていく女たちの関係。こいつはほんまに女系家族でも同じような役でどえらい悪者!笑
田宮二郎、はまり役ですな。

会社はどんどん大きくなるも、そこまでの野望は無いお嬢さん京マチ子。

だから恋愛感情は経営問題に持ち込んだらあかんねんや…

それにしても救いの神に思えた教授が一番しょうもない奴で、ほんまに男にすがるのもある種、博打やなと思う。
心も全部あずけたらあかんのよね〜

中村玉緒がおとなしいふりして飄々と全部わきまえてたとか、最後若尾文子がとっても感情的になるとか、色んな面があるのが女性たちならでは。

アパレル業界のお話なんで、皆様のファッションが大変見目麗しく、良かったです。
majizi

majizi