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チィファの手紙のmajiziのレビュー・感想・評価

チィファの手紙(2018年製作の映画)
3.5
中国で撮っても隅からすみまで岩井俊二でびっくりする。好き嫌いは完全に分かれそう。日本版は観てないけれど、なんとなく中国版の方が良いだろうなと思い鑑賞。

少しエキセントリックなストーリー展開と美しい映像、生と死を見つめる内容はふわふわしつつもラストにはふんわりと落ち着く。

やっぱり俳優かな。
存在感と演技力が高い。
姉に憧れとコンプレックスを持っていた主人公チィファを演じる周迅(ジョウ・シュン)。
チィファの初恋の人チュアンを演じる秦昊(チン・ハオ)はいつも曲者ばっかりなのに淡々とした役も超絶上手い。 
でもカツラがおかしい!!
ていうか娘っ子2人もあかんやろってくらいこの作品はみんなカツラが変だった。

ちょい役の姉の夫役、胡歌(フー・ゴー)も贅沢な使われ方。DV野郎のクズだけど…

そしてあのエレガントな犬🐩🐩
世界観が決まっているので、安心して見れました。

チュアンの妹がめっちゃ太っててなんかそこだけすごくリアリティ有り。
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