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寄宿舎 悲しみの天使のmajiziのレビュー・感想・評価

寄宿舎 悲しみの天使(1965年製作の映画)
4.5
アレクサンドルー!!(天使)

おフランスの神学校に転入してきた伯爵家の息子15歳のジョルジュ。
同級生のルシアンが何やらこそこそ誰かと親密そうなやり取りをしている…。
ジョルジュは真面目で正義感が強いためそのことを神父や校長に告げ口してしまう。そしてルシアンと親密だったアンドレは退学に。

特別な友情は重大な罪。

でも自分がその特別な友情を誰かに抱いてしまったら…?

タイトルから先はなんとなく予想出来てしまうのに、彼らの演技力と純粋無垢な思い、時代背景と神学校という設定が完璧な作品。

萩尾望都の『トーマの心臓』が爆誕しちゃうはずよ!
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