ジャックシューチャー

ボーイズ’ン・ザ・フッドのジャックシューチャーのレビュー・感想・評価

ボーイズ’ン・ザ・フッド(1991年製作の映画)
3.6
当時絶頂期だったラッパー、アイスキューブの人相の悪さが最高だな。

治安の悪さで悪名高き、アメリカのロサンゼルスはサウスセントラルで生まれ育った若者たちの青春物語。
ただその青春度合いがこちら側とは別次元。

昨日まで普通にボール遊びをしてた近所のダチが警察に連行されてるなんてのは日常茶飯事。しかもその時点でまだ10歳程度。それだけ犯罪と密接な過酷な環境だということがわかる。

当時の(今はどうなのかわからないが)街の空気を擬似体験できる逸品。
この治安の悪さはさすがに旅行で現地に行って体験してみたいとは思わない。なんせ近所のスーパーに買い物に行くだけでも命懸けっていう。

自分の出自がたまたまラッキーだったと痛感せざるを得ないと思わせる映画だった。