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ミッドナイト・イン・パリのchanmasuのネタバレレビュー・内容・結末

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

面白かった
ウディ・アレンが豪華キャストで贈るロマコメ。主人公の脚本家がオーウェンウィルソン、トムヒがフィッツジェラルド、ダリがエイドリアンブロディ(ウェス作品の常連ですね)、奥さんレイチェルマクアダムス、ダリの駆け落ちガールマリオンコティヤール、
市場の可愛い子レアセドゥと見たことある顔ばかり。フィッツジェラルド、ダリ、ピカソ、マンレイ、ヘミングウェイ、美術に疎い自分でも知っているような面が続々、よっ!みたいな感じで軽く出てくるので笑う。
な訳あるかっ!とツッコミながら観るのも楽しい笑。1920年代のゼルダは1890年代を羨み、2010年から来た脚本家は1920年が黄金時代だと言う。いつの時代も過去は綺麗に写り、羨望の対象になる..のかも。この辺は人の性、ノスタルジーかもしれないけど側から見てると滑稽。ウンチクインテリ風(でもちょこちょこ間違える)小金持ちがなかなかウザーく描かれてる。マジで知らなかったら良いかもだけどこれ知ってる事、間違えてる事を自慢げに語られてるのを突っ込まずに聞くの苦行かもね笑
ウディアレンは嫌いそうな人種で浅はかな感じで描かれておりました。パリに住むわ!つってホテル飛び出してレアセドゥとの駆け落ちラストも非現実な夢心地という感じでふさわしい。撮影ダリウスコンジ?らしくパリがとても美しく(特に最後の橋でバックにエッフェル塔のショット。暗闇に浮かぶ灯に照らされる石畳の街が良いですよね)撮影されていて、行きたくなる観光映画でもありました。
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