パリの都を舞台にしたファンタジーロマンス作品。
ハリウッドの脚本家でありながらも小説家を目出すギル・ペンダーは、婚約者やその両親と一緒にパリへ旅行にやってきた。
彼は古き良きパリの都に憧れていた。
ギルはワインの試飲会の後、ほろ酔いながら夜のパリを一人で歩いていると、ミッドナイトの12時の鐘の音とともに、古いプジョー車が通りかかる。
パーティーに誘われて彼らの車に乗せてもらうと、着いたところは1920年代のパリだった。
小説家のヘミングウェイやフィッツジェラルドとその妻のゼルダ、サロンの主のガートルード・スタイン、作詞作曲家のコール・ポーター、画家のピカソ、ゴーギャン、彫刻家のダリなどの著名な作家や芸術家と次々に出合う。
さらに素敵な女性と知り合い親密になるのだが、彼女は890年代に憧れを抱いていた....
1920年代の古き良きパリの都が素敵です。
著名人が次々と現れて楽しめます。
いつの時代も人は過去の時代にあこがれを抱くのかもしれませんね。
でも現在のパリの街も魅力一杯です。
「雨のパリが一番素敵だ!」
2020.8 NHK BSPで鑑賞(字幕)
第84回 アカデミー賞で脚本賞を受賞(2012年)
第69回 ゴールデングローブ賞で最優秀脚本賞を受賞(2012年)