『マルコヴィッチの穴』で成功した脚本家チャーリー・カウフマンと、その弟ドナルド・カウフマンをニコラス・ケイジが一人二役演じる。
存在しない架空の弟を生み出す発想がもう異次元というか、流石チャーリー・カウフマンだなという映画。でもマルコヴィッチで天狗になったのか、カウフマンの我が強すぎて好きになれないのも事実。
まじで最初はめちゃくちゃ退屈だったけど、ちょっとずつ予想外の展開になっていくのは良かった。
ただ一人二役したニコラス・ケイジより、脇を固めるメリル・ストリープとかクリス・クーパーの方が魅力的だったのが今になってじわじわきてる。