なんだこれw
世界的に有名なヴィクトルユゴーの娘さんの実話。
嘘ばっかつきまくって周りを翻弄し続けながら一人の男をストーカーする話w
親に嘘ついて、多分当時のお金の価値で計300万近くの仕送りしてもらうワガママっぷりが凄いw
トリュフォーの中では一番分かりやすいというか、普通というかw
中学生とか高校生とかに見てたら面白かったかも。
一番ウケたのは催眠術師の下りで。
「そう来るだろうなぁ、、」
とは思いつつもストーリー上にこういうセクションを持ってくる(コレも実話なのか分からんが、、)辺りがトリュフォーらしいというかw
相変わらずのミクスチャーとオマージュっぷりで、
今回の映画の場面転換のエフェクトに黒澤明の影響が感じられます。
あと、夢でうなされる所は「アメリカの夜」で自らオマージュしたのかな?とか。
あと、開始20分ぐらいの所で登場する将校?ってトリュフォー?
多分そうだよね?
恋人役もスウェードのボーカルのブレットアンダーソンとバクチクの桜井並みのイケメンぶりが被って中々集中出来ずw
分かりやすくて普通に楽しめた映画ではあるが、前半の嘘つきっぱなしな感じと、翻訳に難しい漢字や単語が登場するあたり、結構観てて邪魔するかも。
まだ未視聴である「レミゼラブル」に話が繋がったので早速次回にでも。
やっぱ。
親が一代で築き上げて、
親が苦労したら苦労したほど、
子供には厳しく出来ないのかなーと。
金持ちの子供ってどうしても表面上は強そうに見せてて鈍感で、いざって時に精神的に弱いヤツしかいない気がするんすよねー。
その輪廻の繰り返しというか、なんというか。
ある意味最強ストーカー映画!