ヤマト

サイコのヤマトのレビュー・感想・評価

サイコ(1960年製作の映画)
3.7
ホラーサスペンス映画ではかなり有名な作品!
そしてかなり古い作品。
古くてもカラー映画なら観る私だが、モノクロ映画までいくと、なかなか観ない。
しかし、風邪引いて暇だったのでやっとこさ観た。

結論から言うと、普通に面白い。
やはり名作として語り継がれるには、それなりの面白さがある。
そして、金〇ムの江〇貝くぅん…。やんけとなる。

古臭さというより演出や表現には限界があって、かなりちゃっちい所もあるが、そこらへんは逆に古い映画としてするりと受け止められるし、フッハハッぐらいの軽いノリで流せるのでほんと良い。


話は多額の慰謝料の請求がある男が、それを思い悩んで結婚してくれないので、その恋人である不動産会社に務める女性が、仕事のお客さんが現金払いした大金を銀行に入れずに持ち去り、彼氏の元へと向かう。
そして、その大金を盗んだことが周りにバレているのではと焦りながら、大急ぎで大雨の中車を走らせ、たまたま通りがかったモーテルに泊まることに。
この映画は主人公は複数人おり、それぞれの視点からその舞台で起こったことがストーリーとして描かれています。


しかし、面白いのかわからないが、私として楽しめたというか、ツッコミ入れたくなるような感じだったのが、主人公がサイコパスなんかと思いきや、登場する人全てがサイコなのか!?と思わせるような演出があること。
結局お前なんかーいとはなりましたが。笑


話としては少しだけダレることはあるものの、時間もそこまで長くない…というか、普通なので、テンポもそこまで悪くなく、サクサク進んでさらりと観れます。

グロ表現などはほぼ無いけれど、剥製に関する話をする時に、動物好きにはちと嫌な気分になるような表現などがあるのでそこだけご注意を。


どんでん返しとはまた別であるものの、結構オチというか、設定は凝っていた(?)ので良かったです。
まぁ、そうはならんやろ演出がちょいちょいあるので、無理があると思わざる得ないこともありますが。笑

名作だけのことはある映画でした。
面白かった。
ヤマト

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