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イディオッツのkoyoのレビュー・感想・評価

イディオッツ(1998年製作の映画)
3.0
フランスで行われた社会実験が頭を過った。大人と子どもに映像に出てくる人物の顔をそっくりモノマネさせる。映像の人物たちはわざと変な顔をして笑わせるけど、途中で“本物“の障害者が映る。大人は“普通“と“そうでない“違いに気づきすぐにやめるが、子どもは気にせず続ける。子どものうちは障害に対して偏見なく接することができるけど、大人になれば無意識的に『障害者へのタブー』として哀れみの視線を向ける。これは障害者に対する配慮だろうか、それとも差別だろうか?
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