Pep

イディオッツのPepのネタバレレビュー・内容・結末

イディオッツ(1998年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

心の中で正当化することのできない愚かさを自由に表現して生活する集団。
集団的な幼児退行。
「父」が現れたことによって、崩壊していく。
大人=社会的な人間は、相互に認め合った正しさから逸脱して行動することはできない。
息子を亡くしたことによって大人としての責任を引き受けられなくなってしまった主人公は、正当化や正しさから逸脱した自分自身の側面を表現し認めてもらうことを望む。
カラマーゾフの大審問官を思い出した。
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