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ホワイトアウトのRのネタバレレビュー・内容・結末

ホワイトアウト(2009年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

自宅で。

2009年のアメリカの作品。

監督は「ソードフィッシュ」のドミニク・セナ。

あらすじ

南極点付近にあるアメリカの観測基地「アムンゼン・スコット」で保安官の任についていたキャリー(ケイト・ベッキンセイル「JOLT ジョルト」)は3日後に予定されている帰国の準備を進めていた。そんな矢先「死体が発見された」という連絡が入り、現場の氷床へと向かうとその遺体には足に不自然な縫合痕が見つかる。その遺体を不審に感じたキャリーはパイロットのデルフィ(コロンバス・ショート「アメリカン・プリズナー」)やFBIのプライス(ガブリエル・マクト「バッグ・オブ・ハンマーズ」)と共に調査を開始する。

面白そうだったので、アマプラにて鑑賞。

主演は「アンダーワールド」シリーズのケイト・ベッキンセイル。今作の彼女がこれがまためっちゃセクシー。登場早々シャワーシーンがあって、肝心なところは見えないけど、それでも溢れでもセクシーがすごい笑。

で、お話はあらすじの通り、ジャンルとしてはミステリーなんだけど、南極を舞台にしているのでとにかく画面がずっと寒々しい。最初に見つかる死体もなかば凍りまくってるし、襲いかかる犯人とおもしき人物もめちゃくちゃ厚手の黒のダウンコート着てたりと(もちろんゴーグルと口を覆うマスクで正体はわからない)、シチュエーションの特性を上手く活かしている感じ。

あと、登場人物がみんななんか怪しげ笑。特に遅れて登場するプライス、お前何回思わせぶりなんよ!!で、犯人じゃないんかーい。

流れとしては犯人が分かった後も、実はそいつは実行犯の1人で黒幕は他にもいるパターンなんだけど、黒幕自体はなんというかおまけ程度、盛り上がりは実行犯との戦い。猛吹雪吹き荒ぶ、まさにタイトル通りの「ホワイトアウト(雪によって視界が奪われてしまう現象)の最中、命綱の一本を頼りに吹っ飛び、吹っ飛ばされの死闘を繰り広げるところはミステリーらしくないエクストリーム展開で新鮮だった。

ただ、まぁ全体的に可もなく不可もなくと言った感じは否めない。ただ、評価ほどひどい作品ではなかったように感じる。とにかくケイト・ベッキンセイルの美しさを堪能する意味でも観るべき作品と言える。
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