ミレーの『落穂拾い』から始まり、現代の人々がモノを拾う様子を捉えたアニエス・ヴァルダ監督のドキュメンタリー。
絵画に始まり絵画に終わるのが良き♡環境問題、食糧廃棄、貧困など、様々な社会問題が提議されているのだけど、ヴァルダのセンスのいいカメラワークとアイデアによってチャーミングな作品に仕上がっています。
市場の野菜、畑のジャガイモ、果物、牡蠣など、廃棄される食糧を拾う人々がフランスにはこんなにもいるなんて驚きです。食物の再利用は素晴らしい。
個人的に好きだったのは女性判事が真面目にインタビューに答えているところでヴァルダが「法服ステキね」と口を挟むところ。ヴァルダの可愛さが溢れちゃってる♡
今月末配信終了らしい