aokazex

暗殺の森のaokazexのネタバレレビュー・内容・結末

暗殺の森(1970年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

光の使い方と、圧倒的な色彩感覚が心地よかったです。
圧倒的な映像美です。
謎エキストラの一差し(謎の老人闊歩や、謎に側転をかますバレエの一員や…)も頭に残ります

同性愛に対する一定の理解が描かれているのが進んでいるとは思いますが、普通でありたいと苦悩する主人公の虚無エンドは、まだ当時の風当たりの強さを反映している気もします

「やめさせましょう」
「どうして?美しいじゃないか」
アンナとジュリアがタンゴを踊るシーンが、やっぱりハイライトですね。
あと、アンナが悲痛に助けを求めるのに無視を決め込むシーンも、真に迫っていてよかったです。

ただ、自身のリテラシーがないせいで、今どういうことが起きてどうなってるかが、時系列のシャッフルもあるせいか、グラグラと分からなくなって眠気が…
aokazex

aokazex