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トータル・リコールのHIROのレビュー・感想・評価

トータル・リコール(1990年製作の映画)
3.8
西暦2084年。火星の夢にとりつかれた一人の技師ダグラス・クエイド(アーノルド・シュワルツェネッガー)が夢の世界を実体験させる“リコール・マシン”を試したことから自分が諜報員ハウザーだったことを知り、本当の自分を探すため火星へ飛び立つお話。

It's a "悪趣味"ワールドでしたな(´Д` )

舞台は近未来、火星に植民地があってそこに多くの人類が居住している時代。
しかも「記憶を売る」というリコール社が存在していて、実際にそんな企業があればまず「エロ記憶」を植え付けて貰おうと思った次第♪( ´▽`)

まぁ90年製作ということで、セットは凄まじくチープでB級感はMAX。
ただ、適度なグロ描写とシュワちゃんの数々の顔芸は最高でしたね!
冒頭からいきなり火星の大気に触れたシュワちゃんの顔面が崩壊し出してびっくりしましたよ!
人を盾にしての銃撃戦や腕が引きちぎれる等のグロ描写、不気味なミュータント、そして3つのおっぱいを持った娼婦など、ヴァーホーヴェン監督の悪趣味が全開で楽しかったですね(≧∇≦)
3つのおっぱいに関しては責める手が足りないなどというセリフがありましたが、僕なら右乳は右手、左乳は左手、そして中乳は口で責めれるだろうとドヤ顔で画面を見つめつつも、よく考えたらそんな器用なことができるほど経験を積んでいるわけでもなく、ちょっとシュンとなりなんとなく窓の外を見上げしまいましたよ(どうでもいい文章)。

相変わらずシュワちゃんの衣装はダサすぎるけど、やっぱり重量感溢れるアクションシーンはカッコ良かったですね♪
ダグラスの衝撃の正体発覚からの、今の新しい自分の機関への反発&反撃にはなかなか燃えましたよ(^ω^)

そしてこの作品のメイン設定であるリコール・マシンを活かしたラストシーン。
B級SF映画でありながら様々な解釈ができる素晴らしい結末ではないでしょうかね\(^o^)/

近未来とは思えないくらいにチープな部分もあるし、悪趣味な描写がてんこ盛りではあるけど、かなり面白い作品でした(^o^)



2015-64
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