Donguri5656

お茶漬の味のDonguri5656のネタバレレビュー・内容・結末

お茶漬の味(1952年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

いつの時代も変わらない女性たちの活気。
キャピキャピしてる感じが印象的(ちょっと古いか⁈)。

一方で男たちは仕事やパチンコ、競輪と楽しいのかどうかよくわからない。

鶴田浩二と津島恵子のラストのやりとりでも、やっぱり主導権は節子が握ってるのが面白いね。

エンタメとしてもハラハラしたり笑えたりして、見終わった後の満足感も高い。

1952年にこのクオリティの作品を作ったって、やっぱりすごい。

それにしても、
住み込みの女中って夫婦の間で本当に大変そう。カウンセラーまでやってるのかって思っちゃうくらいだよね。

そして淡島千景がやっぱり素敵だなぁ。

全体の印象だと、感情が強く出ていたり
カメラが動いたりするところもあったり
小津作品としてはちょっと意外な発見があったよ。

そういえば、
味噌汁かけご飯って普通に食べるよね。
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