このレビューはネタバレを含みます
いつの時代も変わらない女性たちの活気。
キャピキャピしてる感じが印象的(ちょっと古いか⁈)。
一方で男たちは仕事やパチンコ、競輪と楽しいのかどうかよくわからない。
鶴田浩二と津島恵子のラストのやりとりでも、やっぱり主導権は節子が握ってるのが面白いね。
エンタメとしてもハラハラしたり笑えたりして、見終わった後の満足感も高い。
1952年にこのクオリティの作品を作ったって、やっぱりすごい。
それにしても、
住み込みの女中って夫婦の間で本当に大変そう。カウンセラーまでやってるのかって思っちゃうくらいだよね。
そして淡島千景がやっぱり素敵だなぁ。
全体の印象だと、感情が強く出ていたり
カメラが動いたりするところもあったり
小津作品としてはちょっと意外な発見があったよ。
そういえば、
味噌汁かけご飯って普通に食べるよね。