このレビューはネタバレを含みます
「かわいい」だけで、なんとか成立してる。
でも、萌えない。
不思議系ツンデレ演出も
キャラ立ちも、なってない。
蒔田光治脚本で、謎解きが一応
フックになって終わりまで
見ちゃったけど、
演出と編集の手際が悪くて、
ゾンビトリックもパッとせず
盛り上がりも、
萌え上がりもなく
せっかくのキャストも、もったいない。
スターシステムの映画であって、
文芸大作ではないのに、
まじめに撮ってどうすんのよ、
キュンキュンとか、
「そんなアホな〜」とか、
そういうんでいいんだよね〜
蒔田脚本の
「ハードナッツ! 〜数学girlの恋する
事件簿〜」
なんてバランス良かったよ。
「トリック」「99.9」は、この監督のチカラ
じゃなかったのね、
既存のIPなら、なんとか出来ても、
イチからとなると難しいのかな〜。
脚本を生かしきれない演出に、
工夫のない編集を見るに、
堤幸彦ならもっとマシになったかな〜、
とか妄想する。
謎解きの爽快感もなく、
ギャグも空振り気味(永田も
生かしきれず、警部補矢部謙三
の「お前平田だろ」的ギャグ
かと思ったら出落ちでした)
ゾンビトリックの有名な小説を
思い出したけどネタバレになるので
書名は書けぬ。