このレビューはネタバレを含みます
どんだけ心に闇を抱えてんのとは思う、悪くも言葉通り病み付きになりそうな
所々主人公が笑うのが気味が悪いのかも、ここまで気持ちの良くない映画を撮れるのもまた凄い
盲目の女性が仕事をクビになり人殺しの罪で捕らえられる話
子供の頃から病気ならこうなってもおかしくはない、社会保障は無いのかな?
弱いものが更に弱いものを叩く
辛過ぎて見てられないと言う意見もあるけど、監督は決して闇だけを見せようとはしてないし、どん底から世界を見つめ直す新たな視点を提示してる様にも思えた
単に明るければ良いってもんじゃ無い、真実を知ろうとすれば社会の光と闇両方に飛び込む事になってしまう、だから単純に映画として楽しみたいっていう人には辛く見えてしまうかなとは思った
所々挟まれるミュージカルシーンは良かった、流石にあれがないと自分も見てられなかったかもしれん
芸術が人を根底から支える光になる事を痛感した作品
比べるのは変だけどララランドとはまた真逆の世界観だと思った
ザ・ノンフィクションの大浦忠明を思い出す