ふう

おやゆび姫 サンベリーナのふうのレビュー・感想・評価

おやゆび姫 サンベリーナ(1993年製作の映画)
3.7
filmarksミュージカル部の2月の課題が『アナスタシア』に決まりました。
そちらは以前感想を書きましたので、私は同監督作品『サンベリーナ』を🎥

以前『アナスタシア』レビューでも話しましたが、ドン・ブルース監督は元ディズニーのアニメーターです。
『ロビン・フッド(1973)』や『ビアンカの大冒険(1977)』など、私的ディズニー動物擬人化映画黄金期の作品を手掛けていた方です。

そのためか、本作は動物・昆虫がいーーーーーっぱい出てきます🐮🐔🐶🐝🐞🐭🐦
登場人物多過ぎてだいぶとっちらかってる印象です💦

そして、絵のクセがすごい‼️
ほうれい線激しいし、
王子はいつものようにツーブロックというかテクノカットというか、だし。
色づかいもまあ、ドギツイ💦
ディズニーがいかに洗練されているかよくわかります。

だけど。
だけどだけど。
好きなんだよなああああ♥️♥️

幼少期からドン・ブルース作品を浴びて育った私にとっては、このクセがたまらんのです😂

で。
何が1番かというと、まず音楽ですね。
楽しく陽気な音楽にあふれています♪
所謂ヴィラン的な方々も持ち歌はサンバだったりダンスミュージックだったりもうノリノリ💃💃

そして、ヴィランたちの人間臭さ。
🐸「結婚は3G(家事・育児・用事)で最悪だからやめときな」
🐭「ロミオとジュリエットは永遠に結ばれたわよ、お墓で。それで幸せなの?恋なんてくだらないわよ」

みたいな。今のディズニーヒロインだったらこっちを言いそうなほどの超現実主義。
もうこれをノリノリで歌って言われるものなんだから笑うしかない😂
酸いも甘いも噛み締めたパイセンの助言に、同調してしまいそう。

そんなキビシー現実を知っても、(一夜しか会っていない)王子さまとの結婚に向けて奮闘するヒロインが健気というか、あまりにひと昔前すぎて懐かしい気持ちになります。


ちなみに。
吹き替え声優さんが非常に豪華なのでそちらをおすすめします🎙️

サンベリーナ:麻生かほ里(ジャスミン🧞)
ツバメのジャキモ:山寺宏一(ジーニー🧞‍♂️)
カエルのママ:松本梨香(サトシ)
コガネムシ:神谷明(キン肉マン)
ネズミさん♀:三ツ矢雄二(ティモン)

この方々が歌うんですよ‼️
最高じゃないですか✨
ぜひ、この美声とドン・ブルースのクセの世界を覗いてみてください♥️

***

filmarksミュージカル部はいつでも新入部員を歓迎しています♪
https://line.me/ti/g2/peQUdkXZitR_0Zu3b_d7aQ?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default

もっちゃんさんが運営してくださっているオープンチャットです♪
現在部員16名!だらだらと雑談をして遊んでいます。
特に縛りも何もない、始めたばかりの部活動なので、興味があればぜひぜひ!
ミュージカル部の"よもぎ体液🧟‍♂️ゾンビグリーン"からの宣伝でした💓
ふう

ふう