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ひき逃げファミリーのjnkのレビュー・感想・評価

ひき逃げファミリー(1992年製作の映画)
3.2
デビルズリジェクトとデスレース2000を足したような殺人一家が手当たり次第にがんがん人を轢き殺す映画と思ってたけど、お父さんのひき逃げ事件を家族みんなで隠蔽する話だった。
車隠すためにみんなで家に車を入れたり、ひき逃げした車でカーセックスを楽しんだりと、ひき逃げした件を忘れて家族の絆が深まっていく様子はサイコにしか見えない。

隠蔽の言い出しっぺの奥さんも頭おかしいし、向かいに住んでるおばさんも親切を装って野次馬ってきてうざく、ババア発狂ジャンルとしてはなかなか見応えがある。

後半はさらに狂った展開になってきて結末も割とハートフルな感じなのだけど、家族がそれぞれ抱えていた悩みとは無関係にハッピーエンド風に着地するため、ここからデビルズリジェクトとデスレース2000を足したような展開になっていくんだ!という余韻で終わる。
調べたら1992年の12月19日というクリスマスシーズンに公開されたらしく、あほだと思った。
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