jnkさんの映画レビュー・感想・評価

jnk

jnk

1988年生まれ。

映画(2070)
ドラマ(55)

パディントン(2014年製作の映画)

4.5

本物としか思えないCGとアクションのクウォリティ、細部まで気を使われた美術、今扱わなければならないテーマとの向き合い方、全てにおいて鬼のクウォリティで子供達に見てほしい一本。
たまに会う甥姪に映画を勧
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.0

人間的な生々しい部分が良かっただけに、細部の嘘臭さがもったいない。
とりあえず電気がなくなったことで起こる二次災害的なことにはセリフでもいいから言及するとか、不自然なセリフやギャグを減らせばもっと良か
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ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

3.3

ダークユニバースという小学校高学年が考えた悪くてカッコ良さげ感を隠すこともなく、1作目からユニバース構想しちゃった勢いだけの雑なストーリーと演出にも負けず、そして特にダークでもないけど、トムクルーズが>>続きを読む

ウィッチ(2015年製作の映画)

4.0

暗くすれば怖くなるわけじゃないというのはそこらへんのホラー映画で知ることができるけど、この映画はひたすら不穏で恐ろしい。
ショットも音楽もキーとなる部分があるけど見せ場以外の部分でも手が抜かれてない。
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ラプチャー 破裂(2016年製作の映画)

3.2

嫌いなものを与え続ける例をもっと見たかった。
あの例の少なさからあの施設もショボく見えてしまってるし、その与え方のバリエーションで映像的にも面白くなると思うのだけど。
あと、蜘蛛は意外と見る分には慣れ
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イモータル・ライフ・オブ・ヘンリエッタ・ラックス(2017年製作の映画)

3.7

ずっと前に読んだノンフィクション「不死細胞ヒーラ ヘンリエッタ・ラックスの永遠なる人生」めちゃくちゃ面白かったけどまさか映画化されてるとは。
しかもローズバーン出てるやんけ。

医学や科学の話かと思い
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ターミネーター:新起動/ジェニシス(2015年製作の映画)

1.8

超擁護的に書いてもゴミだと思う。
というかターミネーターだから擁護しようという気すら失わせるネガティブパワーを持ってる。
2015年は80〜90年代のリブート続編が乱れまくった年だったけどその中でも最
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ターミネーター4(2009年製作の映画)

3.8

アクションとしてはこれが1番面白いと思う。
原題はナンバリング外してるし、外伝として見れば世界観が少し違って映像は迫力増してるってのは結構熱い。
それでいて1〜3の話との繋がりも見せてるし、この話の中
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映画 中二病でも恋がしたい Take On Me(2017年製作の映画)

2.5

京アニの映画は蛇足アンド蛇足オブ蛇足みたいな話しか作れないのか…
テレビシリーズ終了から5年も経ってこんなヌルい結論の話をやる必要があるのか心から疑問。
テレビシリーズは「中二病でも恋がしたい」という
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デンジャラス・プリズン ー牢獄の処刑人ー(2017年製作の映画)

4.3

オープニングの浮気発覚からの車破壊シーンがとにかく素晴らしい。
そこだけ巻き戻して10回ぐらい見た。
そのシーンが主人公の全てを象徴してて、そんなことも知らずに奥さん誘拐しただけで上に立てたと思ってる
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.6

トマスピンチョン原作の次はもんすごいPTAらしい映画だった。
さすがにスケールは落ちるかと思いきや音楽も美術もクウォリティが鬼。
変すぎる話かと思って見てたらいつのまにか飲み込まれてみんなの話になるあ
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.8

音楽映画やミュージカル映画は歌の内容と主人公の境遇が一致してこそ、というのは基本だけどここまでストーリーとうまくハマってると名曲の数々が何倍も良く聞こえる。
しかもそれが自分の中の新しい世界を切り拓く
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.3

死体そのものがなんかやばいという発想を、リアルな解剖シーンからじっくり見せるのは面白い。
解剖自体キモいのに、死体には慣れきってる解剖親子がビビりまくるモノの描写も十分。
カメラが動き出すとちょっと微
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セールスマン(2016年製作の映画)

3.5

すごく上手くやらしく人の矛盾をついてくるし、なんでこんな虚しいことになるかってったら元がおかしいからってことで社会構造の問題提起としても優れてる作品だと思う。
まあでも人のあほっぷりも中々のもので、シ
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ディセント(2005年製作の映画)

3.7

かなり良かった。
閉所ならではの圧迫感と、そういう場所でストレス溜まって起こりそうな言い争いがリアル。
終盤にいくにしたがってB級祭り感も高まってきて大満足。
あいつらのああいう気持ち悪さもあんまり見
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スタンドオフ(2016年製作の映画)

2.9

相手の手を読んでその可能性を潰していくというところまでは面白いけど、その先超頭いい応戦があるわけじゃなく、割とお互い事故に対応していくような感じで意外性にも乏しい。
最初からお互いそこそこのダメージ受
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.6

トムフォードやからってオシャレなことばっかりやりたいわけやないんやでーってのが伝わってきて良かった。
当然美術も衣装も凝りまくってるけど、犯罪劇パートはもっと凄く見せてやろうという気合いがあったし実際
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トマホーク ガンマンvs食人族(2015年製作の映画)

4.8

超硬派な西部劇であり、食人族ものの野蛮でイカれた描写も楽しめる。
この食人族の描き方がとにかく斬新で、明らかに見た目ヤバい連中なのに前半の作り込みがしっかりしてるからひたすらリアル。
そして見た目の狂
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.7

アクション映画じゃない方がスピルバーグの上手さが光る。
いちいち引き込まれるし見れば見るほどショットが面白い。
超当たり前のことが当たり前じゃなくなってるのは報道も映画も同じだからこの徹底した撮り方は
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ベイウォッチ(2017年製作の映画)

4.0

シズル感そのものをシズル感たっぷりに撮ったような映画。
男女共に瑞々しいボディが荒々しい音楽に乗せて揺れまくる。
なんぼアホな映画と言っても何億もかけて世界中に公開されて作り手の名前も刻まれるのにここ
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マザー!(2017年製作の映画)

4.5

解釈とかは置いといても起こることがただただ凄い。
嘘の話だってわかってるのにこれだけ人をイラつかせるさすがの表現力。
最初の笑かせてくれる展開で済むわけないんだろうと思ってはいたけど、予想を遥かに上回
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パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

2.9

言うほど駄目ということはないけどアップライジングは絶対してない。
圧倒的にロボットと怪獣に対する情熱が足りてないし、なんかとりあえずまとめた感がすごい。
そりゃとりあえずまとめるだけでも凄いんだけど、
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

2.7

タトゥーの歌が流れるとこはとても良かったけど、割と説教臭い話に感じた。
チートしてそこそこ楽しんでズルしたせいで無駄な悲しみができただけのやつに言われたくねーよ。
後半はお感動のためのタイムスリップル
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トンネル 闇に鎖(とざ)された男(2016年製作の映画)

3.5

知らない人の命にどれだけ寄り添えるかという話。
日本にも遭難者の救助に税金使うな死ね的な事言う人いるし、メディアは知らない国の救出劇や九死に一生ネタは全力美談化という感じで、想像力を使わず0か100か
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.8

取り返しのつかないことをやらかして一生の傷と闇を抱えながら生きていくしかなくなって、映画自体も大半が辛い場面なのだけど、「それだけに」ということではなく些細すぎる瞬間の良さ感が見事に表現されていた。>>続きを読む

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015年製作の映画)

3.8

家でゴロゴロしながらフィクションの映像見てこんなに疲れるんだから、コントのような上層部の話し合いに従って精神的負担を追う現場の心労を考えるだけで死ぬ。
上に行くほど呑気な場所から意見するってのはお笑い
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.7

これはあかんやろ。
1作目でだいたい世界観わかった気になってる観客をまだ振り回してくれる。
出してくるアイデアが全部反則。
絵面が面白すぎだし中の人たちは本気で燃えてるし展開的にも暑すぎる。
家で冷静
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

4.0

ありえない体の動きに見る見る引き込まれた。
なんか映画だからとかじゃなく、あの回転刃がついた馬車やべえと普通に思うような感覚は久々な気がする。

エヴァの告白(2013年製作の映画)

4.0

決して強くはなく、これ以上ないほど最悪の状況に置かれても信念を持ち続けるギリギリの精神状態が見事に演じられていた。
この手の女性主人公ものの中での男の扱いも良いバランスで、男が何故ダメなのかということ
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浮き草たち(2016年製作の映画)

3.8

リンクレイターのビフォアシリーズの男女の会話には深そうなセリフを気取らずに言う格好良さがあるけどこの映画の会話はダサい。
このダサさは等身大とか共感の方に行きすぎず、2人の世界であることを雄弁に語って
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ライチ☆光クラブ(2016年製作の映画)

3.8

よく映画化したなというのがカットごとに。
R15に抑えてるけど暴力を客観的に見てる嫌な感じは漫画よりエグい部分もあった。
他の内藤監督作より心動かされなかったのはなんだろう。
色々とわかりやすすぎた気
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.7

言葉だけだとめっちゃ浅く聞こえるラストのセリフがものすごく感動的に響く。
電子世界が良いとか現実はクソだとかネットばっかりやってとか、そういう話し方というのは本質的に全て現実であるというのを忘れすぎて
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イレブン・ミニッツ(2015年製作の映画)

2.7

おー、繋がった。
だからどうした、面白いのかそれ。
イエジースコリモフスキはなんか悪いもんでも食ったのか。
いや、さすがにそこらへんの群像をリンクさせてワッショイ映画とは違って映像テクニックはすごいし
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ブラインド・マッサージ(2014年製作の映画)

3.8

すごい映画だった。
小説は群像スタイルだったけど映画は一人を中心にすることでより濃く人間関係を表していた。
盲人を扱うには文章の方が向いてるのではという杞憂も、あまりに鮮烈で美しい映像で吹き飛んだ。
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ありがとう、トニ・エルドマン(2016年製作の映画)

4.5

映画で人が歌ってる場面でこんなに胸が熱くなったのは初めてかもしれない。
描かれてるようで曖昧だった親子の本質が爆発する場面で見事だった。
クライマックスのパーティもそうだし、奇怪な行動が変すぎて何を積
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ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気(2015年製作の映画)

3.9

映画の中で制度的な問題の他に超わかりやすい差別発言が出てくるけど、今でも現実にこれ以上酷いことを政治家が言ってたりするし全力で謎ロジックの擁護をする人が数え切れなほどいたりして地獄なのは全く変わらない>>続きを読む

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