こんだけ監視カメラ監視カメラ言うてる話やねんから、人閉じ込めてる部屋にスマホのカメラでもいいから一個付けとけや！
灰原が攫われるまでのシーンは本当にやばい事が起きてるという感じが出ててとても良かった。シリアス度は今までで一番と言って良いぐらい。
でも逆に「どうせ助かる」その助け方の工夫がどうしても弱く見えるし、実際あっさりすぎてイマイチ盛り上がらない。
組織がマヌケみたいなのネタになりつつあるけど、個人的には映画では特にやめてほしい。残虐に見せるシーンで水無さんの過去シーン重ねたりするとこはめっちゃ良かったのに、他がガバガバすぎて総合的には怖くない。
そういうわけで映画で組織出すのはもう限界な気がする。なんとかなるのは確定なんだから不要に倒すべき相手を弱く見せるだけになってしまってる。
あと最近の映画でよくあるこだま監督作のオマージュ、オマージュっていうかネタ切れ感の方が強くなってきてるような…
最後のあれは「私たち…」ってセリフさえなければまだ良かったんやけど、見てたらわかる盛り上がりポイントを説明されるから狙いすぎた感じで冷める。
これは個人的な好みだけど、OPのタイトル出る時の音楽をちゃんとコナンが始まった感あるやつに戻してほしい。映像は毎回良いのに。
このOPの音楽が中途半端にコナン映画らしくなくなって普通の映画としても微妙な感じを象徴してる気がする。
