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悪魔の植物人間のswansongのレビュー・感想・評価

悪魔の植物人間(1973年製作の映画)
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出たなっ、ショッカーの怪人も裸足で逃げ出す ”恐怖 ! 人喰いハエトリソウ男”!

いちど見たら忘れられない植物人間くんの造形がイイですね♪
これはバーナード・L・コワルスキー監督の”怪奇!吸血人間スネーク”と併せてお薦めしたい逸品です。

ただし両作品とも、今どきのウェルメイドなホラー映画を期待しちゃうと、脱臼レベルの肩すかしを食らっちゃいますのでご注意ください。

ここからは例によって余談ですけど…

”夢の島熱帯植物館”(東京都江東区)では、ハエトリソウやウツボカズラやモウセンゴケなどホンモノの食虫植物を間近で観察することができますが、ウツボカズラのトラップの中に滑落してしまったかわいそうな昆虫たちの姿は、まさにトラウマものですね。

いっぽう”足立区生物園”では、まるで映画”ミミック”のように木の枝や落ち葉や花のフォルムに擬態した昆虫たちが飼育されています。
なかでも、美しいランの花に化けて獲物に近づくハナカマキリの華麗なる擬態ぶりは見ものですよ!


すみません、調子にのって哺乳類のエピソードも少々…


「池袋のクールハンド・ルーク」

豊島区の”サンシャイン水族館”で飼育されていたコアリクイのタエちゃんは、脱走騒ぎで有名になりましたね。

2005年6月のある日、地上40階の”天空のオアシス”から突然姿を消してしまったタエちゃんは、飼育員さんの必死の捜索もむなしくそのまま行方不明に。

やがて小動物エリアの隣のペンギンビーチで、ペンギンたちに混じって”のほほん”としてるところを発見されたんですよね。笑))
(なお、タエちゃんは2008年に2度目の脱走に成功しました♪)


「超接近遭遇!湘南の怪獣ミニラ?」

そして”真性ビビり”の私を飛び上がるほど驚かせてくれたのが、江ノ島水族館(神奈川県藤沢市)のアイドル的存在だったミナミゾウアザラシのみなぞう君です。
体重2トンの巨体に似合わぬ愛らしい顔立ちとつぶらな瞳が印象的な子でしたね。

リニューアル工事直前の旧・江ノ島水族館を私が訪ねたのは、2003年の夏のことでした。

引っ越し準備のために大急ぎで設置されたと思しき薄暗い仮設通路を歩いていると、何者かの強~い視線をすぐ近くに感じ、ふとそちらに目をやると…
ウルウルした瞳でジーッと私を見つめるみなぞう君と、至近距離で目が合ってしまったのです。

手を伸ばせば届きそうなところにうずくまってる体長4メートルの巨大生物と、いきなり接近遭遇してしまった衝撃と言ったら… 笑))


いかんいかん。
大好きな動物の話を始めたらきりがないので、今回はこのへんで失礼します♪

((*≧∀≦) イツモ脱線シテ スミマセン…
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