タタキング

悪い種子(たね)のタタキングのレビュー・感想・評価

悪い種子(たね)(1956年製作の映画)
2.9
ストーリーは、サスペンス物としては、感情移入する相手、多分ここでは母親なのだろうが、

その母親に、危機が訪れないので、退屈。

女の子も、8歳並みの知性と異常なサイコパス生しか持ち合わせておらず、確実にエスターの方が面白い。

エスターもこの作品もそうだが、子供が殺人を犯すというストーリーに明確な説明となるバックボーンを作るのに少し違和感

あくまでストーリーなので、いらないと個人的には感じるが、エスターの場合そのバックボーンは後出しであるものの、面白くもあったが

明確に、遺伝による凶暴性の否定をしている今作にそのバックボーンがいるかは謎?

しかし、ラストシーンを見るあたり、8歳の子供にも正義を執行するアメリカの正義観念には、度肝を抜かれた

この国に喧嘩売ったらいけませんわ
タタキング

タタキング