タタキング

スーパーサイズ・ミーのタタキングのレビュー・感想・評価

スーパーサイズ・ミー(2004年製作の映画)
3.3
監督が元々健康志向なのもあり、ドキュメンタリーとしての見解が一方的すぎると感じた。
個人で健康は目指すべきではあるが、それを強要するべきではない。マクド生活の体を張っているように見えて、終始批判的で正しいことを言っているのは重々承知で視野が狭いと感じた。

YouTubeなどで体に悪い食の解説など見るが、そちらの方がソースがあり結果のみ知りたいのであれば、そちらを見る方が情報としての精度は高い。
客観的なソースが無いのが、あまり作品として面白いと思えなかっか要因かもしれない。

監督が30日間でみるみる不健康体になっていくが、途中でビックマックしか食べない男性なども出てきたのでその方への健康診断もして欲しかった。
自分もできるだけ健康的な食を気を使ってはいるが、健康的な食で不健康なものを食べるとすぐ体調を崩すのであれば、不健康な食で体調を崩さない人は自覚がないのか、それとも身体的に丈夫なのか分かりにくい。

最終的にこの映画の理論を実験するには被験体として監督一つのソースしか無く、マックを食べ続ける人がいるのであればエンタメとしては面白く無いかもしれないが、片っ端からデータ取る方が説得力があると感じた。
タタキング

タタキング