おじぇに

猫と庄造と二人のをんなのおじぇにのレビュー・感想・評価

猫と庄造と二人のをんな(1956年製作の映画)
4.2
好きだー

タイトルの描き文字からときめいちゃうな。森繁の浮世離れしたのび太みたいな役柄最高…女は嫌いじゃないけど面倒、のリアリティ。
猫の可愛がり方が「正に」でクスリでした。メロメロ。

当然のように浪花千栄子との掛け合いが楽しいー!
気の強い現代っ子な後妻役が最高に魅力的でベストオブ香川京子では?
山田五十鈴、滑稽で嫌な女の見せ方うまいけど、憎めないかわいさも同時に醸し出せるのが流石ですし…女優生かすなあ。

谷崎っぽい脚を愛でるシーンの良さ。
そんで、をんな2人が本性を剥き出してからの加速ぶりがたまらない…

とにかく私は森繁愛があれでして。
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