KotaroKinoshita

風が吹くときのKotaroKinoshitaのレビュー・感想・評価

風が吹くとき(1986年製作の映画)
4.8
アニメーションとしての力が凄すぎて、途中からほとんどセリフが入ってこなかった。最期のシーンでの"遺体袋"のストップモーションにはアニメでなければ描けない哀しみが満ち溢れていた。
やはり核の恐ろしさは日本人が描くしかないし、核の根源的な邪悪さを知っているというだけで日本人に生まれて良かったと思う。

打ちのめされてしまい思わず「★5!」にしてしまったが、やはり最後はどうにか生き残ろうとする人の話でないといけない(バーホーベンのように!)、という思いで評価を改めた。


演出1.0
人物1.0
構成0.9
驚き1.0
趣味0.9


演出=総合的な演出
人間=俳優および被写体の魅力
構成=脚本や画面の全体的な構成
驚き=斬新さ、意外さ
趣味=個人的な好き嫌いの印象