とぅん

チェイサーのとぅんのネタバレレビュー・内容・結末

チェイサー(2008年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

この凄まじい熱量!
やっぱり日本映画は、バイオレンスでは韓国に勝てないなと改めて思った作品。
最初から最後まで緊張しっぱなしで、かなり疲れた。

主人公が自らの足で独自に殺人鬼を追い詰めたり、主人公のおっさんと幼女との交流があったりとハードボイルドな描写が素敵。
主人公が段々と顔つきが変わっていくのも素晴らしいです。

まぁ、話自体は救いようのない内容で、
警察がアレで殺人鬼を釈放しちゃうとか、
売店のおばちゃんが殺人鬼に華麗にアシストしたりとか、ラストに至るまで胸糞悪いですが。

殺人鬼の容赦ない描写や、無慈悲すぎる展開などが、かなり好み分かれそうなので、万人に勧められないけど確実に傑作。
とぅん

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