名画、コクソンの監督であるナ・ホンジンのデビュー作とのことだがいやあすげえわ。
雨、路地裏、無能な警察、犬、キリスト、うーんこれがナ・ホンジンの代名詞なんですかねえ。とにかく纏う空気がじめじめなんです。
韓国の警察っつうのは気性の荒い単細胞が多いんでしょうか、観る韓国映画の殆どで警察を皮肉ってる気がします、もうガバガバですもん。
コクソンとは違って、お嬢さんにも出演していたハ・ジョンウ演じるヨンミンが黒だってのは明らかなんだが、それでいて2時間飽きさせないのはさすがだ、飽きないけどイライラは募りますよ。もう分岐ルートの選択ミスの連続なんですもん、、、ミジン、お前もやで、、、。
でもこれ韓国とキリスト教の関係性について学があるともっと面白いのかなあ、サイコパスによる救われない映画 って片付けてはならないメッセージが込められているように感じますね。
最後にミジンの娘、匿って寵愛したいです。