ヤマナカ

生きるべきか死ぬべきかのヤマナカのレビュー・感想・評価

生きるべきか死ぬべきか(1942年製作の映画)
5.0
全てのカットが巧みなセリフと演出によって緻密に繋がっており、反復による笑いが快感として襲ってくる。髭、スリッパ、ステッキ、帽子、シガレット、ブランデー、コート、全てがあるべき場所にあり、有機的細部として狂いなく機能している、古典主義の夢をみているかのような完璧な映画。

シレンスキー教授の殺されるシーンはちょっとあり得ないくらいすごい。
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