ララ姉

ターミナルのララ姉のネタバレレビュー・内容・結末

ターミナル(2004年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

シリアス系かと思ったら、ハートフルなコメディー系。
祖国の戦争によってビザが失効、法律の狭間で空港から身動きができなくなった主人公。彼の人柄が自然と協力者を集めていき、長い空港生活で色々なドラマを生み出してゆき、最後は夢だったニューヨーク上陸を果たす。
言葉も分からず、ちょっと不器用でなかなかうまくいかない事が多い主人公だけど、誠実で優しい人柄に惹きつけられて、色々な人が助けに入るのが素敵。
インドの清掃員のお爺さんが最後、自分の居住権利を犠牲にしても主人公を守ったことも感動した。
キャサリンゼタジョーンズは、なんか現代の日本人アラサーOLみたい。不倫はよくないけど、なんか気持ちわかるなぁ、と。

主人公が最後、お父さんの夢を叶えるシーンでジャズを聞いて震えていて、その姿が自分が初めてブロードウェイでミュージカルを見た時と重なった。
ララ姉

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