しゅう

僕は戦争花嫁のしゅうのレビュー・感想・評価

僕は戦争花嫁(1949年製作の映画)
4.0
「ハワード・ホークス監督特集II」にて字幕版を鑑賞。

ケイリー・グラントは、一見二枚目風の実はドジっ子&女の尻に敷かれッぷりが実に板に付いている。

『ニノチカ』でのガルボの氷の女も素敵だったが、この映画のアン・シェリダンはより自然体に女性上位を確立させる手際が見事。

抱腹絶倒のコメディの中に、圧倒的な男性優位社会の中でそこから外れた男の身の置き所の無い悲哀をきっちり描いているのも良い。
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