想像以上の傑作だった。本当に最後は涙ボロボロだった😭
脚本や演出、演技の素晴らしさは言うまでもなく、それ以外に主人公クリスと今の自分の年齢が一致するのとクリスの一人旅をするのが好きな性格という部分が自分と共通するのもすごく感動したポイントだと思う。
普通に考えれば自ら危険を冒して野生の地に踏み込んでいった世間知らずの若者という風に思えるかもしれない。だけど大自然の美しさだったり史実を脚色してより感動的にしたりするなど映画ならではの力を踏んだんに利用していて普段は俳優として活動しているショーン・ペンがここまでの映画を撮るとは肝を抜かれた。
⚠️ここから先はネタバレをしています。未鑑賞の方はここで閉じることを強くお勧めします。
実際に作中で描かれるほど仲が良かったのかは分からないけどクリスと妹のカリーンの兄妹愛にも感動した。クリスは結局のところ最期まで最終的な目的地であるアラスカに辿り着くことはできなかったけど、クリスが亡き後カリーンが遺灰をバックパックに入れてアラスカまで運んだエピソードがエンドロールの字幕で流れてすごく感動した🥺
これ以上感動したポイントを挙げていくと身バレしそうなので詳しくは語れないけど若い今を精一杯生きよう、自分を解放しようと思える作品だった。(流石に家出して法的な場所じゃない所を放浪するのはダメだけどね笑)