Adele

パラダイン夫人の恋のAdeleのネタバレレビュー・内容・結末

パラダイン夫人の恋(1947年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ヒッチコック作品苦手なんだけど、グレゴリー・ペック見たさに鑑賞してみました

うーん、相変わらず、グレゴリー・ペックはカッコいい!!!
しかもやり手の弁護士役

前半、奥様とのイチャイチャぶりがすごくて、この作品ってほんとにヒッチコック作品?と何度も思ってしまった…

依頼人のパラダイン夫人役のアリダ・ヴァリはこれまた影のある魅力的な悪女がピッタリで最高にでした
いかにも昔から苦労してきた、けれども男を狂わす魔力があるセクシー悪女
つまり、わたしの好み!

一方の奥様ゲイはセクシーさには欠けるけど、当時の良妻賢母の代表のような女性
健気で可愛らしく、どんな時でも夫をたてる
途中、何でそんなに自分を抑え込んでるのか理解不可能だったり、共感できない部分もあったけれど、やはり、結婚して家庭を築くなら、パラダイン夫人のような美女よりもゲイのような女性の方ががよいかと思います

トニーも一時の気の迷いでとんでもない方へ行ったけど、あれで本当に大切なこと、人に気づいたんじゃないかな
ストーリーとは別にあっぱれ!ゲイ!って感じでした

ヒッチコック作品のわりには、そんなひねったオチじゃないし、大概の人は途中で犯人や動機わかってしまうと思う
邦題もいけないよね
ネタバレそのもの
しかしながら、法廷シーンはなかなか見応えありで見入ってしまいました

また、前半、判事のジジイがゲイにセクハラしようとするけれど、当時セクハラ日常茶飯事だったヒッチコックにかぶって見えたのはわたしだけ???
それって当時のお前の姿だよ?ってヒッチコックに言ってやりたいし、どういう気持ちで本人撮影してたのかな?なんとも思わなかったのかな?

余談ですが、わたしも夢の中でもいいので、グレゴリー・ペックのようなイケメン弁護士と、もしくはグレゴリー・ペックとイチャイチャしてみたいですw
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