こしあん

ゾンビ/米国劇場公開版のこしあんのレビュー・感想・評価

ゾンビ/米国劇場公開版(1978年製作の映画)
5.0
この映画が「ゾンビ」という概念を地球上に広く知らしめたわけで、それはもう、神みたいな存在ですよね。
やっぱりゾンビは、この顔色でノロノロした動きがいいんですよ! かわいいです。
今観ると、青白いドーランの塗り方が雑!って思いますが、それすらも愛おしい😆

この映画を初めて観たのは、たぶん小学生の時にテレビ放送されてたやつで、当時はこういう吹き抜けのオシャレなショッピングモールなんて日本にまだなかったから、やっぱアメリカってスゴイなぁ、楽しそうだなぁって思ってました。
ほどなくして、ららぽーとが出来て、初めて行った時、「これがあのゾンビに出てきた、ショッピングモールってやつかー」と感動したもんです😅

愚かな人間たちへの風刺も効いていて、本当に素晴らしい作品。
笑えるところもけっこうあるし。
ゾンビ一人ひとりに個性があっていいんだよねー。かなりガッツリもしゃもしゃ喰われるし。
血圧計のシーン好き。
あと、エレベーターからラストまでの流れが大好き。
よく出来てるなぁと唸り、ひれ伏すのです。人間は習慣に支配されるんですなぁ。

できるなら、「ゾンビ」という概念を『散歩する侵略者』に消してもらって、まっさらな気持ちでこの映画をまた観たいです。
こしあん

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