エリック・ロメール観る
また観るです
四季の物語シリーズ完結編
夫に先立たれ田舎でぶどう育てる
未亡人マガリの結婚相手を本人の
意志などお構いなく紹介する本屋
経営の親友イザベルとマガリの
息子の友達ロジーヌ
相関図書いて見ると面白そうな皆の勝手
な思いが交錯する恋愛喜劇(だと思う)
自己主張強いフランス人
一見相手の事思いだけどチクチクと毒が
匂ったりもします
家庭にも仕事にも生活環境にも恵まれて
ると思い込んでるイザベルは永年の親友
マガリが田舎で一人では寂しいだろうと。
そうなんですけど一件落着した後の彼女
の満足気で勝ち誇ったようなアップは
かなり怖い
そこ含めての喜劇と思ってますけど
物語としてはかなり練ってあり隙が無い
のが隙ではないかと思うほど出来上がっ
てる感強いです
すれ違いそうな思惑が別な思惑をキッカ
ケに結ばれそうになったりして無駄な
思惑がほぼ無いような
女性陣の映画で男は置いてきぼり感アリ
ますがイザベルが連れて来る頭の薄い
ダンディなオジサンいい味出してる
原発が数回映るのは無言の抵抗という事
ですかね
51/220
