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ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲のodyssのレビュー・感想・評価

3.5
【次作は『ゼブラークイーン2』で!】

『ゼブラーマン』の続編というよりは、別の映画だと思ったほうがいいですね。そして主役は哀川翔じゃなく、仲里依紗です。

彼女の姿は、今まで『純喫茶磯辺』や『パンドラの匣』や『時をかける少女』など、何度も見ているのですが、その魅力がイマイチよく分からなかった。だけどついに彼女の魅力を全開した映画がここに登場したのです。この映画での彼女、最高ですよ!

前半の歌手としての姿もいいし、後半のゼブラークイーンに変身してからもエロい。宇宙人の触手にモダえるシーンがあるのもうれしい。サディスティックでありマゾヒスティックであり少女であり女であり悪であり純情であり、とにかく彼女の魅力が総動員されています。彼女の熱演に、何か賞を上げたくなる!

筋書き的に言えばハチャメチャですが、まあそういうことはこの映画の場合はどうでもよろしい。

多少難を言えば、ゼブラーマンとのバトル・シーンはもう少し多く入れて欲しい。それと合体シーンは、布団に枕2つという遊び心は洒落ていますが、その後もう少し何かあったほうがいいんじゃないかな。

いずれにせよ、ゼブラーマン・シリーズ自体はこの2で終わりでしょう(あのラストだしね)。しかし彼女を出した以上、主人公を彼女に代えて続けるしかないっ。次回作は『ゼブラークイーン2』で決まり!
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