やさぐれたジャッキー
から始まるハードな
新警察故事。
スタント、ガンアクション
そしてクンフー、
ハリウッドから香港に
戻ったジャッキーの真骨頂！
「香港国際警察/NEW POLICE STORY」
ハリウッドを席巻しながらも、アクション部分でジャッキーとしては不満だったのか、香港に戻っての原点回帰した様な作品。圧倒的なスタントそしてガン＆クンフーアクションと言うポリスストーリーは正にもってこいでしょう。
チャン警部（ジャッキー）は落ちぶれていた。数ヶ月前…ジャッキーの部隊は謎の武装集団の罠にはめられ、警部以外が全て殉職。その中には警部の恋人の弟もいたのだった。だがそんな彼に一人の男がやってくる。シウホン（ニコラス・ツェー）と名乗る男は書痴命令で部下になったという。しかもその事件の専従捜査を命じるという命令とともに…。
アクションのスタイルとしては香港ジャッキーアクションへの原点回帰ですが、ストーリーは遥かにハードでシリアス。ポリスストーリーは恋人がある意味コメディリリーフだったり、コメディ色が入りましたが…こちらはなし。最初の40分ほぼジャッキーがやられっぱなし…。更に部下たちのやられ方が悲惨で…。うわ…って感じ。通常の明るいジャッキーを期待してた僕は疲れもあって…。
敵もクソボンボンどもなんで共感ゼロ。更にかなり残虐で厄介。めっちゃ腹立つ（笑）それ故対照的にジャッキーの反撃が気持ち良いのは当然か（笑）リベンジものとしてはカタルシスはバッチリです。
香港、ポリスストーリーと来たら二階建てバス（笑）ですが、カーアクション、スタントがいつもながら素晴らしい。更に高層ビルからのロープで脱出するこちらもジャッキーお得意の高所アクション、更にラストの高所アクションと連発。この時期の作品としては最高レベルですね。ジャッキーまだまだキレがありました。
ジャッキーの相棒シウホンに若きニコラス・ツェー。まだ甘い二枚目の感じで若いわ(^_^)敵役のダニエル・ウーと合せ、イケメンさんです。ジャッキーはよく見るとこのあたりから、若手に華を持たせようとしてたんだなぁと。見せ場もありますからね。
期待してたものとやや違いましたが、普通に作品として良く出来てますよね。二十一世紀のジャッキー作品としてはおすすめかなと思います(^_^)
