さわだにわか

暗い鏡のさわだにわかのネタバレレビュー・内容・結末

暗い鏡(1946年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

可憐な感じの女優さんがそんなに好きではないのでオリヴィア・デ・ハヴィランドにはあんま惹かれるものがないのだがこの映画はそのイメージを逆手に取った悪ハヴィランドの悪っぷりが気持ち悪いのでたいへんよいかった。トリック撮影とハヴィランドの一人二役が見所の時代の徒華的俗流精神分析ミステリー(ちょっと江戸川乱歩風)と言ってしまえばそれまでなのかもしれないが、一応ハッピーエンドっぽいけど結局どっちがどっちなのかよくわからんというか、なんかもう混ざっちゃって二人で一人になっちゃってるんじゃないの…?と匂わせるラストのハヴィランドの表情のすごみ、焼き付きます。
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