アレックス・コックス監督作品。
舞台はラスベガス。ヴィンセント・ドノフリオ演じるフィリップは、日曜日にあるカジノに来ては賭けに全勝する。レベッカ・デモーネイ演じるルイーズはフィリップに取り入り、賭けで自分の借金を返済しようとするが・・・という話。
マイケル・マドセンがフィリップの兄役で登場。見た目が完全に不良のアンちゃん。フィリップのベッドの下から現れたり、ルイーズの車の後部座席から出てきたりと神出鬼没。やたら割れ物を壊してパリンパリン鳴る。
デルロイ・リンドーが演じていたカジノのオーナーの存在感が良かった。黒人、きれいなスーツ、静かな語り口調。
オープニングのクレジットの出方と音楽がいい。
最後に照明のないカジノの中、銃から出る火花だけが光る演出も良かった。
スペイン系3バカの存在も良し。