jonajona

ボディガードのjonajonaのレビュー・感想・評価

ボディガード(1992年製作の映画)
3.3
テレビでよくパロディもやってたのもあり、一昔前のTV世代ならラストシーンだけは知ってるくらい有名なやつ。エンダ〜♪と聞くとなんか笑っちゃう。

ホイットニーヒューストンが有名歌手役で登場してるので音楽シーンは素敵。
しかし彼女のキャラを仕事だから警護するのはわかるけどよくラブな関係になれるよねって位イヤな奴よね。
気分次第で愛憎上下しすぎて何か上手くいかないとあんたのせいで恥かいた!って怒鳴るっておい。

まぁ主人公もおかしいのでどっこいどっこい。本作のボディガードであるケヴィンコスナーは割と職業関係なく動揺したら人を殴るのだ。どうだろう、そんなやつ向いてないんじゃないだろうか。

ライブで観客が興奮してホイットニーを担ぎ回してたら人混みがじゃまでムカついて殴るし、彼女と喧嘩してムカムカしてたらホテルの厨房でタバコを吸ってる男を見つけたので一旦怪しいと断定して断定したからには激しく殴りつけるのだ。そんなことでいいんだろうか。とりあえず殴っとけみたいなマインドがこわい。

ケヴィンコスナーってほとんど触れたことが無かったけど『アメリカのおやっさん』という雰囲気をビンビン感じさせる男だった。

ライブで助け出されてからケビンコスナーを好きになっちゃったホイットニーのデートへの誘い方がかわいかった。
2人がデートする映画館『アタシ』で用心棒のワンシーンが流れる。コスナー演じるフランクは随分日本好きなようで、日本刀もコレクションしてる。2人がついに結ばれる前の前戯的な日本刀とスカーフを用いた特殊なプレイには笑いを禁じ得ない。一晩共にしてからこんなつもりじゃなかったて言うケビンコスナーがださくてちょっと好きだけど、そんなことよりアタシって名前の邦画専用映画館が気になりすぎる。


【名言語録】

ー聞いていい?
夜にはちょっと出かけたいの
そう、デートよ。男の人と…
でも無理よね。あなた同伴で誰かとデートするなんて…解決策はひとつだけ
あなたとデートするの
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