凄い邦題ですが、いたって真面目に精神病患者を描いた映画。
様々な恐怖症を患うボブ役にビル・マーレイ…こういう役ほんとうに上手いですね。
精神病患者を案に純粋無垢とする描き方って、あまり好きではないのですが…
先生の休暇中に押しかけてきたボブ。先生の家族はボブを好きになり受け入れるものの、休暇中は患者とは関わらないというポリシーな先生だけが邪険にする…。
一見すると先生冷たすぎん？と思ってしまうかもですが、リアルともいえますよね、患者に優しくすれば良いってものではなく距離感って大事。
ただ怒りすぎだろ…とは思っていたので…
憤慨する先生に対してボブが「鎮静剤要ります？持ってますけど…」ってのが一番おもしろかった。
オチがちょっと…で、深読みすると非情に恐ろしい映画になってしまうのですが…
深く考えずに観るコメディ映画という位置であれば面白かったです。
